おはようございます!
実は一週間前にみたんですよねぇ、9話☆←みたのかっ
いろいろあったのかもしれないけど、しばらく「痛い」というのが全面にあって
そのほかのことがしばらく考えられませんでした。
私、斬撃とかつぶれるとかで「痛い」表現にかなり弱くって汗
かなり流血もありましたが、大河ドラマってこうだったっけ?
口から吐血くらいはあったかもしれないけど、かなり流血沙汰でちょっと痛すぎて画面の淵へばかり
視線をやっていました。
それでもSEがズバッブシュー、ごふっ(吐血)といった感じでかなりつらかった・・
結局どうなったんだ、誰か斬ったのか、長七郎とかいなかったよね?(画面見てないからわかんない)
たぶんいなかったであろう
今回の執筆している大森美香さん、の書き方だと総じて井伊直弼(岸谷五朗)はちょっとかわいそうな人でしたね。
将軍家定に見いだされてしまったがために…彼は幕僚でありながらもともとは一般人という側面も持ち合わせていたんだなぁと。
もともと国政にかかわっていない人なだけに、下からも横からも真の味方はおらず
この幕府の二分した乱れを正し自分を見出してくれた君主を一番に奉る方法といえば
たしかに大量粛清という暴挙しかなかったのかもしれない。
自分に自信のない「人の上に立つ人間」ほど、暴君になるといういい例かもしれませんね。
そういえば入社したときに威張り散らしていた人ほど、最後はしょんぼりとした末路で一人で高齢でやめていったようなイメージでした。会社で認められ上に行く必要は全くありませんが、職場で居心地よく生活し心や人間関係がほどほど体を壊さない程度に充実している人は、そもそも人に対して高圧的な態度っていうのはないなと思います。
人に対してというより、下に対して。
さて、井伊大老はこうして内外から反感を買い、彼自身が成敗された形でどうなるんだ幕府!という所で以下次回となります。
やはり見どころは徳川慶喜(草彅剛)のふるまいがどんどん男らしくなってきている所ですね。
彼のやさしさがついに、あれほど彼を支えていた平岡円四郎(堤真一)と別れてしまうことになるのだから・・
円四郎と慶喜のひとときの別れ、よかったですよね・・!
体に気をつけよ、という言葉を斉昭の受け売りのようなセリフで見送ってあげた言葉が
姿はみえずとも何よりも円四郎の心を温かくしたのではなかろうかv
いい関係ですよねぇ・・(うっとり)
さて、斉昭で思い出しましたがついにあの暴君(とよんではないけない)
徳川斉昭(竹中直人)逝去しました!!!!
おおふ、壮絶な最期でした。奥さんにキスしましたね( ゚Д゚)
長く連れ添った武士君主の最期が、朝廷から召した奥方に口づけをして逝去するなどという
本当に本当に、
徳川斉昭は、天皇家を心から敬っていた
という表現の最上級ですね。
奥方様、本当によほど大切にされたのでしょう。
私は今回の脚本家さんの大好きなところは、こういう所です。
言葉で伝えるのもいいのですが、いかに斉昭が皇族を先祖代々本当に大切にしていたのかという事を
存命時からたびたび表現されていましたが(それだけでも他のどんな作品よりも斉昭の特徴として
私はかなり理解が深まった)
今回の死に方のおかげで、心に刻み付けられました。
不思議だね、これまでたくさんの作品で徳川斉昭をみてきたのに
水戸は天皇側だよねという事は何となく知っているものの、それ以上でもそれ以下でもなく
それが徳川慶喜に深く深く影響をあたえていたことも、そういう精神的な部分の視点でものごとを見る事がなかった。
本当にこう、文系の極みというか
心や心情・精神の方からの切り口で書いてくる今回の脚本家さんは、私は大好きだなぁと感じる。
水戸が天皇贔屓ということは何かの折に忘れることかもしれないし
作品のたびに、ふーん。あっそうだった、くらいの事かもしれないけれど
今回の斉昭の描写のおかげで深く深く記憶に残りました。
天皇贔屓なんて軽い言葉では済ませられない、彼らのDNAに深く刻み込まれているものなのだと。
そう思ってやみませんねv
さて、渋沢栄一(吉沢亮)サイドはというと・・とくにないかなっ(笑)
お父様に「江戸に行きたいのだぁぁ!」と懇願するようです。
お千代もついていけるといいねぇ。
もしこのタイミングで彼が江戸へいくのなら、やはり長七郎を訪ねることになるだろうし
そうするとやはり尊王攘夷を色濃く影響受けることになるのかな。
彼らサイドのことはまったく知らないので、普通に楽しみですね。