みかずきのいえ

 
 · 

TRPGゴブリンスレイヤー

おはようございます~みかずきです。

ようやく8月に入りました、夏真っ盛りです。春夏秋冬、みかずきは秋が一番飛びぬけて好きですが

実は夏もそこそこ好きです。

7月の夏はさすがに嫌いですが、8月に入り夏真っ盛りでありつつも少しほんの少しさみしさが出てきますよね。夕方など特に。

朝方もそうです。

激しく暑いなかであっても、大地がほんの少し照りつける太陽に対し疲れかけはじめる

ほんの少し哀愁を帯びてくるこの8月から、「いいなぁ(*´ω`*)」と思えてくるところがあります。

 

だから、朝起きても気分がいいですね。

朝食もおいしいです。

今もそうですが、外をみるだけでなんとなくぎゅっとした気持ちになる、不思議な季節です。

 

 

さて、TRPGの記事を起こすのはかなりひさしぶりな気がしますが、実は今年結構な回数をこなしています♪

ゆうべもやってきましたよ、題材は「ゴブリンスレイヤー」さんです。

こちらがルールブックなるものです、じゃっじゃ~~~ん♪ これ大好き(*´ω`*)

これ、原作はわかりませんがアニメの方は冒頭なかなか激しい陵辱モノを差し込まれていて、

昨今の深夜アニメだと普通の描写かもしれませんが、深夜アニメ慣れしてないみかずきは、攻殻機動隊のイタイイタイ表現と

同じくらい耐性なしにひっくり返ってしまいました(滝汗)

まぁ、あれも現実的といえば非常に現実的ですね( ̄▽ ̄;)

 

ということでアニメは視聴できませんでしたが、TRPGであればゲームという遊びのシステムを共有するだけなので

私でもできるぞおおおお( ゚Д゚)9という事で、やってきましたよv

 

【世界観と今回のざっくりな遊ぶプロセス】

まず今回のキャンペーン?キャンペーンとこの世界で呼ぶのかな

これについてはすごろくのような升目で表現された世界の盤上で、

自分がふったサイコロでマスごとにイベントがランダムで起きるという要素になっていて。

我々がふった出目が、旧墓地やら沼やら幻影森やらで中心の拠点町まわりが全部うっそうとした雰囲気に

なってしまいました(笑)

 

そりゃぁ護衛もいるよねこれはなんていいながら(笑)

楽しく町周辺を生成していく楽しみもありましたよん。

案外町の描写とか国の世界観など覚えられない方なので、この遊び方は私に合ってるなぁなんて思いました。

SWが入り込みにくかったのが現代顔負けの商業施設やら地域の名前がどっさりあった事もあった

っていうのもあるのかな。

D&Dはもう少し中世よりの世界だったからまだよかったけど(あっても酒場や役所くらいだったし)

 

【戦い方】

これはD&D系を踏襲しているように感じました。非常に堅実。

いくらか使う能力があるものの、

敵と出会いました。不意打ちできる?→事前行動ある?→イニシアチブで行動比べ→命中→ダメージ→事後行動があれば。

という、すんごい普通に戦えるやり方なのですよね。

これをやりたい場合、何と何の能力を使うのか…という使い方も

ここがすごく理にかなっているのですよ。

 

私は挑発というものを事後行動で使うのですが、これがまたかなり理にかなった能力を使う事になっていまして。

 

挑発って何だろう?っていうとこれです。

記載がすごくシンプル。そう、自由行動

開幕「自由行動」と書く潔さ。わかりますか?

一番必要な情報です。すごくすごくわかりやすい。

わからない人からみて、一番知りたい情報とどういうものかがすごくわかりやすく書いてある。

ルールブックはほとんどのものが「わかっている人が索引した時にわかるように書いてある」のが普通なんだけど

この作品はわからない人が引いてもわかるように書いてあるんだなぁ。

 

自由行動・敵1体、どういうものか。詳細が別項目なのです。うまい。

でもわかっている人用に判定ボーナスをすぐ下の表につけてる。うまい。うまいうまい。

 

じゃぁこれを使うとなったら、実際の判定はどんな能力をつかうの?詳細です。第二の初心者用にそこです。

それは147頁のこれ。うまい。

 

魂魄と集中ですね。

精神的なものの技ではあるので魂魄と集中だとふむふむと思いますね。

挑発は初手ボーナス0なのと自分の職業レベルは覚えているでしょうから、本当に魂魄と集中って索引するだけで

手軽につかうことができます。

 

かつ、これも念力にちかいものというか使えれば成功判定だけでどうにかなるものでなく

よくよく考えるとこれは相手の性格やチョロさにも影響がありそうですね。だからこそ敵と達成値の比べ合いになるのも

かなり理にかなっているというか。

効かない敵もいれば、理性を失ってるときに効いたりすることもあるだろうし。

だからこそ常にかける意味のあるものだとは思うのですよね。

 

そのあたりに面白みがあるというか。

まさにタンク役必須のスキルかなぁと思うし、だからこそ後衛のひ弱な術師などが活躍できるのだろうと思います。

 

────

これまでルールブックというものはあまり好きではなく、読むと「あ・・これ私ではできないんだぁ・・」という

むしろ自信喪失につながるモノとしてあまり好きではないのですが、

ゴブスレさんのルールブックについては、読めば読むほどたのしくて自信につながってくる(早くやりたいようっっていう)

そんな作りと書き方になっているので、私の肌にはすごく合うなぁと感じました。

不思議とまったく拒絶感がでてこない。

 

そして特筆すべきは、種族紹介のところの「只人」です。

実は今朝まで「只人」ってなんだろうと思ってゲームしていました( ̄▽ ̄;)

ほんとのところを言うと、この世界における亜人なんだろうなぁと勝手に思って右から左に流していました。

人なら人とかヒューマンとでもいうだろうなと適当に流していたのです(おいっ)

 

只人こそ、ただの人です。ヒューマンですね。

これの紹介がおもしろおかしく書かれていたのですよ。(るるぶP419・420)

このゴブスレさんの作者さんは、ゴブリンもそうだけど人の習性や精神を表現する方なので

私のなにか深いところに触れてきます。

 

何度もいいますが、みかずきは精神にはたらきかける作品大好物なのです。

やれどんなすごいストーリーだとか、こんな出来事があったとか、すごい技を頑張って使えるようになったとか

そういうのじゃなくて

【精神】【心理】にはたらきかけてくる作者さん大好きです。

 

 

只人の説明は本当に人間らしいことがかかれていて、この世界においてどうして人間という

無力で浅はかな考え方をよく見せてしまうこの存在が、価値ある種族として認められているのか。

なんとなくそういう事を感がさせられてしまうというか、

それでもリアルこの世界で生き残り繁栄しているのは人間…只人ですからね。

 

 

そういうちっぽけさと偉大さと可能性を感じずにはいられません。

いい作品と作家さんに出会えたなぁと思いますが、もう少し作品がお手柔らかだといいのですがねぇ( ̄▽ ̄;)

この方の描く、もう少しソフトな作品がでたらぜひ手に取りたいなと思っています。

 

あ、おなじ感じでいうと

鋼の錬金術師の作家さんの、銀の匙だったかな。あれも読んでみたいと長年思ってる。